君の中でひとつの終わりを迎えたあの日、
僕はそれの本当の意味を知らずに笑っていた。
君はとても賢いから、あの瞬間には全てわかっていて
僕だけがわかっていなかった。

これが本当の終わり、
もう二度と繋がることのない糸、
たった1枚の紙切れで。
たった1枚の、紙切れで。

君がわかっていたことを、
僕は今になってわかり始めている。
あの日の僕がこっちを見て笑っている。