そんな顔で笑わないで
いっそ言ってくれてもいいんだ
「私が手を繋げるのは、ここまでよ」って
それなのに君ったら少し困った顔で笑いながらこの手を手放さないから僕だって手放せない
いっそ僕から口にしようか時折悩んでは怖くて怖くてそんなこと出来ないんだ
とてもじゃないけど君を失うなんておっかなくて出来ないんだ
だから僕は君に願う
(僕の手を手放してもいいよ)
でも本当は繋いでいたくて絡めていたくて少しの隙間もなく繋がっていたくて
どうしたらいいんだろう
聞いたって仕方ないことなんだ
君ったらいつだって困った顔で笑うんだ
僕だってうまく答えを見つけられるほど強くないよ
僕たち何処まで行ってしまうの
きっとあそこから向こうは駄目だよ、駄目だよ