適切な終わりを僕らは知らない

具体的な解決策のない僕らの未来は
今の僕らの関係性に酷似していて
笑いたくても笑えないね
それでも一時の夢を見るように
遠い遠い何処かへ想いを馳せて
桃源郷に心を着地させる
僕らどこまで行っていたらよかったのだろう
何処が引き返すべきところだったんだろう
「若さ」は狂気だといつか思ったことがある
僕は今狂気を右手に携えて君を抱え込んでいる
まだ手放せない
まだ、あと少し。